最前線で働く従業員にインタビュー
- 中間膜グループ 製造課倉 達也 (2014年入社)現場力を極める。
episode1. 入社を決めた理由
総務:それでは、倉さんの入社を決めた理由について、お話を聞かせてください。就活当時の会社選びってどんな感じだったんですか?
倉:私の場合は初めからメーカーやモノづくり系に興味を持っていたので、幅広くメーカー系を対象に就活を行っていました。
総務:そうなんですね、メーカーに興味があった理由は?
倉:父親がメーカー勤務なので、父の影響が大きいですね。
総務:なるほど。では、水口化工に行きたいと思ったきっかけは?
倉:学内説明会で聞いたんです。それから気になっていました。
総務:そうだったんですね。興味のある話があったんですか?
倉:はい、車が好きなので、中間膜楽しそうだなぁと思って。
総務:なるほど。
倉:それと、当時大卒採用で「製造職」を募集してる会社が少なかったんです。
総務:モノづくりに直接携わりたかったということですか?
倉:そうです。父からよく「現場を知らずに、数字だけで見るやつはだめ!」と言われていて (笑)
総務:お父さん説得力がありますね。
倉:はい。最初に現場のことを良く知っていると、上流から下流、ものづくりの全体が見えるようになる。と考えています。
総務:なるほど。「まずは現場から」という倉さんが思い描いた道筋通りにスタートを切れたということでしょうか?
倉:はい、そう思っています。
episode2. 仕事のやりがい
総務:では、実際に働いてみて、日々のやりがいに繋がるエピソードはありますか?
倉:そうですね、4年目のオペレーター(1)の時に起きたトラブルの話ですかね。
総務:トラブルを経験されたんですね?何があったんですか?
倉:当時、近年で特に繁忙が続いていて、1分1秒でも生産を止めてはいけない、、、というプレッシャーのある状況でした。
総務:そう言えば2017年頃、特に中間膜の受注が殺到していましたね!
倉:はい、そんな時、夜勤が始まってまもなく、製品の外観アウト(2)が出たんです。
総務:ということは、一旦生産を止めて、スタートからやり直す必要があるんですよね。
倉:そうなんです。止めたくないけど、止めるしかなかったですね。
総務:では少しでも早く組みなおして、生産を再開しないとだめ!ですよね!
倉:はい。でも、セットアップの人(3)が退勤した後だったので、スタートできるのは約8時間後でした。
総務:つまり、生産を止めた後セットアップが次に出勤するのを待つしかないと…それは大変だぁ。
倉:そうなんです、普通なら。しかし、私は1年目でセットアップを経験しているので、自分なら出来るんじゃないかと。上司に連絡し、挑戦させてもらいました。
総務:セットアップしかできない作業が倉さんにはできたんですね!
倉:はい。プレッシャーがある中、長時間ストップすることなく製品を作り続ける事ができた事は私のこれまでの努力が実ったと感じる出来事でした。
総務:なるほど。この時の達成感がその後のやりがいにもなったんですね。
倉:はい。一時はどうなることかと思いましたが、ロスを最小限にとどめることが出来ました。
総務:素晴らしい快挙ですねぇ。では、日々の小さなやりがいなんてありますか?
倉:そうですね、自分が作ったものがどの車種に使用されるかわかっているので、テレビCM等でその車を見ると嬉しくなりますね。
注釈(1)…連続運転中の工程点検や品質調整などの管理作業をする人
注釈(2)…中間膜の見た目の品質規格外
注釈(3)…品種切替による工程停止と製品化までの立ち上げ作業をする人
episode3. 入社してよかった!
総務:では最後に、この会社に入社してよかったなぁと感じることは何ですか?
倉:そうですね、やっぱり人が優しい。という事ですね。
総務:皆さん優しい方ばかりなんですね。
倉:はい。昔は厳しかったという笑い話も聞きますけど、今は全然違います。とてもコミュニケーションがとりやすい職場です。
総務:人間関係が良いと居心地が良いですよね。
倉:そうなんです。それと、自分を信じて任せて貰える!これが一番うれしいです。
総務:同僚や上司からの信頼を感じるって最高ですよね。
逆に、任せてもらって、失敗して怒られた!みたなご経験はないですか?
倉:もちろん、失敗談もありますよ(笑) ただ、失敗してもその原因を理解すれば怒られることはありません。むしろ、丁寧に指導して頂けるので有難いです。
総務:なるほど、失敗も成長には不可欠ですが、その後のフォロー体制が整っていることが安心して働ける理由の一つですね。
One Day Schedule~1日の働き方~
1日の仕事の流れを紹介します
~ Plus One Talk ~
ここだけの話 part1
総務:憧れの先輩は?
倉:谷さんです!
総務:谷さんは海外でも活躍されていましたね、先輩の姿に近づけたと思いますか?
倉:少しは、近づけたかなぁと思っています(笑)
ここだけの話 part2
総務:今後のキャリアについて夢を聞かせてください。
倉:次のステップとしては、設備関係がまだ弱いので、製造技術の経験をしたいです。最終的には全体を見ていけるような立ち位置で現場目線でのサポートも出来る人になりたい。10年後、製造課長を目指したいと思っています。